はちみつと透明ガラス

1年中食卓にある「はちみつ」。
しかも保存性に優れていて腐らないので、
あまり「新しいか、古いか」などには思い到りませんよね。

でも実ははちみつにも、野菜や魚のように
「採れたて」「旬」があるってご存知ですか?


はちみつの旬は、「花の咲く時期」に大いに関係しています。

一般的に養蜂家が飼育している「西洋ミツバチ」は、
仲間でいっせいに同じ花から蜜を集める習性があります。

「れんげ蜂蜜」「アカシヤ蜂蜜」「そば蜂蜜」・・・
それぞれ、
「れんげの花だけ」
「アカシヤの花だけ」
「そばの花だけ」
から採れたはちみつ。

このように、ひとつの種類の花から採れたはちみつを
「単花はちみつ」と呼びます。

(いろいろな種類の花を「百花はちみつ」と言います。)


こういった「単花はちみつ」は、その花が咲くシーズンにしか採れません。

そのため、たとえばれんげなら花が咲く3月頃、
アカシヤなら5~6月頃、
そばなら8~9月頃(秋そば。夏そばの花は6~7月)だけ採れます。

みつばちの巣の中で完熟はしているのですが、
採れたばかりのはちみつというのは、
食べてすぐに違いが分かるほど、すごくフレッシュ!
そして、花の香りがふわ~っと漂うんです。


また、いろいろな花の蜜を集めた「百花みつ」も
季節ごとに咲く花が変わると、味がどんどん変わっていきます。

こちらも季節ごとに花の香りを楽しめるので
複雑で芳醇な香りを楽しむなら、採れたての百花みつもオススメ♪


はちみつが採れたあとに検査などを行ったりするので
実際に食べられるのは1~2ヶ月あとになってしまうのですが、
その時期ならまだフレッシュさは健在です。


はちみつは平気で2年も3年も食べられますが、
やはり花の蜜からできているものなので
時間とともに風味が落ちたり、色が変わっていったりします。
旬の採れたてはちみつは、その時期しか味わえない
フレッシュな風味がいちばんの醍醐味なのかもしれません。


当工房でも、6月に採れた新ものアカシヤ蜂蜜の検査が終わり、
直営店や通信販売などでついに販売スタートしました。
毎年必ずこの時期にご購入いただくお客様から
「待ってました!!」という嬉しいお声をたくさんいただいております。


やはり採れたてのはちみつの風味は格別。
機会があればぜひ味わってみてくださいね。